最近、メジロ、ヒヨドリ、すずめがを我が家の周辺に多く集まってきます。特に、メジロは寒椿とカナメモチの間を行ったり来たりで大忙しです。寒椿で蜜を吸ってはカナメモチの中に身を隠す。体が小さいから蜜をすったら素早くカナメモチの中に逃げ込んでいるのでしょうか。
明け方、西の空にまるいお月様、満月が少し欠けていました。
夜が明けて メジロ ヒヨドリ ハクセキレイ
走りに出かけて 紅梅 白梅 寒椿
昼飯は 白米 目刺し 梅干し 千枚漬け
これらで冬から春への移ろいを感じました。
復本一郎 選 「新選 正岡子規俳句集」を買いました。いまでも「子規庵保存会」などによって新たな子規の俳句の発見があるそうです。この時期、子規で思い出される句は、明治29年(1896)の以下の句です。
三十而立と古の人もいはれけん(前書き)
今年はと思ふことなきにしもあらず
句の前書き「三十而立と古の人もいはれけん」は、孔子を引用し、30歳という人生の節目に成長や悟りを示したもののようです。既に病の進行していた子規の状況を想うと痛々しく感じられますが、一方で、力強さを感じます。子規の句のよいところは、どこかに必ず希望があったり、自分の病の事さえ滑稽に表現してしまう強さにあると思っています。