さざんか


12月の上旬だったと思います。かなり落葉が進んだ公園の中を歩いていると、真っ白な大きな花が目に入ってきました。寒椿かなと思いましたが、花びらがちょっと違うかな?木の丈は、2~3m位でしょうか。写真を撮るときに見上げるように、撮影しました。 周りを見渡すと、立札にひらがなで「さざんか」と書いてありました。

「さざんか」は、ツバキ科ツバキ属常緑広葉樹です。童謡の「たきび」の歌詞として、みなさんもご存知なのではないでしょうか。Z世代は、童謡「たきび」を知っているのでしょうか、ちょっと通じないかもしれませんね。漢字では、「山茶花」と書くようです。原産地は日本で、日本の固有種だそうです。

さざんかは、椿と似ていますよね。椿も、ツバキ科ツバキ属ですね。こちらは、日本原産ではありますが、中国や東南アジアにも生息しているようです。図鑑からの転用ですが、「花びらの付け根が合着しているのが椿で、合着していないのがサザンカです。そのため、咲き終わると椿は花の形のまま落ち、サザンカは花びらが分かれて散ります。また、品種にもよりますが、サザンカは晩秋から咲き、椿は1月~2月頃から咲き始める傾向があります。 」ということです。

寒い冬に、緑の葉と共に白や赤い花を見つけると、なんだかほっとしますよね。しかも、朝陽を浴びたその姿は凛とした雰囲気を漂わせ、こちらも寒さで丸めていた背中を思わずすっと伸ばしたくなります。冷たい空気さえも、心と体を引き締めるのに、程よく感じます。