狛うさぎと満月


埼玉県の浦和駅から歩くこと10分。あるユニークなことで有名な調(つき)神社を訪ねました。まずお名前がユニークですね。大辞林(三省堂)を調べると、調(つき)とは、「年貢。みつぎ。」と書いてあります。当て字と思いましたが、きちんと辞書に載っていました。でも、パソコンで変換しても出てきませんよ。

次に「狛うさぎ」。狛犬ではなく、この神社には至る所に「狛うさぎ」が鎮座しています。以前、埼玉の三峯神社で、「狛狼」を参道の入口で見て驚いたことがありましたが、「うさぎ」というのもユニークですよね。狛犬は、魔除けや神域の守護のために作られたと言われてますが、「うさぎ」さんで大丈夫ですかね。でも何でうさぎなんでしょう。イソップ物語の「うさぎと亀」の話もありますし、、、、話が長くなりそうなのでやめておきます。

ご参考までに、この「狛うさぎ」の台座の部分に、「蔓延二年」と刻まれていました。西暦に直すと1861年です。江戸幕府の最晩年ですね。

謎ばかりの神社ですが、この神社には「月待信仰」という講があるようです。講とは何かと言えば、中世中ごろ以降、民衆の間で作られた仏事や神事を行うための結社ということです。イメージし易い例とし、富士講とか伊勢講などが有名ですが、何処かで聞いたことがあるのではないでしょうか。「月待信仰」あるいは「月待ち」は、特定の月齢の日に講の仲間が集まり、供物をそなえて月の出を待ちながら、飲食をともにし、月を拝む行事です。十三夜、十五夜、十七夜、十九夜、二十三夜などに行います。明日、7日(土)は月齢14.7で満月です。七草粥を食べながら、月を拝み、無病息災を祈ってみるのもいいですね。

う!?月と言ったら、満月の「うさぎの餅つき」ですね。うさぎが餅つきをしているなんて子供の頃に話を聞かされましたが、由来はなんでしたか忘れました。満月を「望月」と言いますから、「望月」がなまって「餅つき」になったのでしたか。。。うさぎが餅つき…「つき」…「月待信仰」と関係ありそうですね。残る謎は、「調(つき)」ですが、これは想像がつきませんね。年貢と言えば、米ですけど、もち米は年貢米だったのかなあ。。。

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